ドラマと映画と日常と byカッパ

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タブー系ドラマ?火曜『中学聖日記』・木曜『黄昏流星群』

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★火曜ドラマ『中学生日記』

10/9から始まった火曜放送の『中学聖日記』。主演は、安定のヒロイン有村架純、内容は中学生と新人教師の恋愛ものだという。

高校生と教師の恋愛ものというと思い当たるのは、松嶋菜々子と滝沢秀明主演の『魔女の条件』や男女逆だが『高校教師』など。そんなこともあり、なんとなく世間一般的に、成人女性の恋愛対象として描けるのは、ギリギリ高校生だろうと思っていたのだが…「え、中学生と?!」と思った方も多いのではないだろうか。

中学生はキツイのでは…」と思っていたが、相手役は19歳の新人俳優・岡田健史。ちょっと中学生に見えにくい気はするが、無名の新人ということで「大人っぽい中学生」という設定が、通りやすくはあるかもしれない。原作は、かわかみじゅんこの同名漫画。漫画ならば受け入れやすいかもしれないが、実写ドラマだとどうなるのだろうか。第1回ではまだ、2人は踏み込んだ恋愛には発展していない。

『中学聖日記』公式サイト

www.tbs.co.jp

 プロデューサーは新井順子。新井Pは、好評だった石原さとみ主演、検死官が主人公のドラマ『アンナチュラル』でスマッシュヒットを放っている。脚本は『ナースのお仕事』シリーズという大きな仕事を残してきた金子ありさ。最近の作品では婚活ノウハウ本を、大胆に脚色しドラマに仕立てた『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』が印象に残っている。女性目線で繊細に作り上げていくことで「中学生との恋愛もの」を成立させられるのか興味を惹かれる。ということで、しばらくは行く末を見守っていきたいドラマだ。

『中学聖日記』次回あらすじ

www.tbs.co.jp



★木曜放送のドラマ『黄昏流星群』

そして10/11から始まった木曜放送のドラマ『黄昏流星群』。メインキャストは佐々木蔵之介、中山美穂、黒木瞳、藤井流星。平たく言ってしまうと、今後、夫婦W不倫へなだれ込んでいくストーリーなのだが「不倫」というのはドラマ上は、もはやタブーではないのだろうか。 始まる前から期待度がかなり高い(ワイドショーではあんなに不倫に厳しいのに…)。脚本は、『ラスト・フレンズ』『大奥』などの浅野妙子。原作は『島耕作シリーズ』の弘兼憲史。原作漫画『黄昏流星群』は、オムニバスの短編集で、中年から熟年の恋愛を中心に描いた物語が多いようだ。

『黄昏流星群』公式サイト▼

www.fujitv.co.jp
第1回放送では、佐々木蔵之介演じる銀族28年の銀行マンが、上司の失態により畑違いの会社への出向を命じられ、心の整理のためにスイス・マッターホルンへ旅に出る。旅先の雪山で、黒木瞳演じる日本人女性に出会い…という内容。

雨の中「うぉー!」と叫んで仕事での悔しさを表現したり、出会ったばかりの女性の唇を唐突に奪おうとしたり、という脂ぎったおっさんを感じさせるシーンは、もう原作漫画のコマが眼に浮かぶようである。ドラマとしては、設定も演出も大胆すぎる気がするが、原作・弘兼憲史と聞けば、そこはもうなるべくしてなっているのだな、と妙に納得してしまったりする。形式美というか「もうそこは突っ込むところではない」と言われている気がしてしまうのだ。

さらに他にも、大胆な運びに有無を言わせない要素がある。映画『化身』『失楽園』など「略奪もの」に主演してきた黒木瞳の存在。映画『愛の流刑地』の主題歌を歌った平井堅の歌声(主題歌『half of me』)もある。ああ、ここまでは「渡辺淳一の世界」だ…。
一方、ツイッターによると、若い世代の視聴者には、ジャニーズWESTの藤井流星の人気で注目を集めているようだ。藤井流星は逃げどころが欲しい視聴者にもありがたい存在だ。

第2回は、中山美穂演じる妻サイドのストーリーが展開していくようだ。


『黄昏流星群』次回あらすじ▼

www.fujitv.co.jp

さて「略奪猛者」の戦いの末、最後に何が残るか。最後まで追ってみたい気もしている。 

 

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(本ページの情報は2018年10月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。)

 

 

 

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