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2019年冬ドラマで扱うタイムリーな「クライム&社会派」のテーマ

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ドラマは世相を反映し、今の世をわかりすく見せてくれる。科捜研・刑事・弁護士ものから、不動産・学園ものまで、2019年冬ドラマは犯罪や社会問題を盛り込んだドラマが満載。どんな犯罪や社会問題が登場しているか、ピックアップしてみた。

 

水曜『家売るオンナの逆襲』

日本テレビ・水曜22〜

www.ntv.co.jp


不動産営業所が舞台で、凄腕不動産屋の三軒家万智を演じる北川景子、同営業所の工藤阿須加、仲村トオルらに謎のフリーランス不動産屋のライバル松田翔太がメインキャストに加わった『家売るオンナ』の続編。

第1話はユーチューバーの苦悩、第2話はネカフェ住民と高齢者の孤独、第3話はLGBTに揺れる家族、第4話は社会的に不安定な若い世代と、親世代の人生観のズレ。

家を買うことで、抱えた問題をクリアしていくという斬新なアイデアが面白い。「実際には無理だろうな…」という荒唐無稽さもあるが、その解決法には弱者への理解や夢があり、見応えを感じる見事な筋書きだ。平均視聴率は11.96%と好調。 

月曜『トレース〜科捜研の男〜』フジテレビ・21時〜

www.fujitv.co.jp

錦戸亮、新木優子らがメインキャストの科捜研もの。余談だが、初回では怒鳴りまくっていた船越英一郎が静かになったけれど、その代わり別のキャスト(第4話では山崎樹範)が錦戸演じる真野らを叱責…なぜ叱責必須ドラマなのかは謎だ。

『トレース〜科捜研の男〜』で扱うのは、かなり凄惨な事件が多く、理不尽な被害者が毎回登場する。第1話は、虐待+ストーキングというダブルパンチで衝撃度が大きかった。第2話は医療倫理、第3回は幼児殺人、第4回はワーキングプアの借金。

現在平均視聴率は11.34%。攻めの姿勢を崩さず、このまま突っ走って欲しいが、新木優子演じるノンナの成長ぶりなどで、人間の良き面も心に残るドラマになって欲しい。


『ハケン占い師アタル』

テレビ朝日・木曜21時〜

www.tv-asahi.co.jp


杉咲花演じる謎の派遣社員・アタルが、潜入(?)したイベント会社で、働き方問題に悩む社員を、透視力をつかった占いで助言し、救っていく。

第1話では、自分の価値を見出せぬうえ、思わぬ妊娠に揺れる、志田未来演じる和実を救い、第2話は期待されずにカラ回りする、間宮祥太朗演じるお坊ちゃん社員の目黒を、第3話ではパワハラの日々に不満を漏らす、志尊淳演じる元演劇青年の品川を救ってきた。

個性がバラバラの社員と1人ずつ向き合い、思いを解消していく。「働き方改革ドラマ」といったところ。なやめる社会人の視聴者に、働き方のヒントを与えうるドラマかもしれない。平均視聴率は11.12%で好調。


そのほかの、クライム&社会派ドラマ

高畑充希主演、山ほどのおじさま俳優の出演で目がチカチカする「メゾン・ド・ポリス」は原作ものゆえ、扱う事件は時事ネタやリアルタイムの世相反映とはいかないようだ。西島秀俊人気もあってか(そういえば高畑・西島は『とと姉ちゃん』では親子であった)、平均視視聴率は12.00%と、今クールの民放ドラマでは、現在最も高い。

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沢村一樹主演の『刑事ゼロ』も原作もの。記憶を失いまさに「ゼロ」となった刑事が、まっさらな状態を生かしながら、若手の相方・瀧本美織演じる佐相刑事と事件を解決していく。こちらも原作もので、時事ネタ感はないが、寺島進、武田鉄矢、渡辺いっけいなどバイプレーヤーも豪華で人気。平均視聴率は11.9%。

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常盤貴子主演の『グッドワイフ』は海外ドラマのリメイク。弁護士ものなので、毎回事件は登場するが、主人公の夫が巻き込まれた汚職事件と不倫スキャンダルの真相が明らかになっていく…という大枠がメインの事件と言えそうだ。平均視聴率は10.43%と好評。

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菅田将暉主演の『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』は、学園もの。菅田演じる美術教師が担任のクラスの生徒たちを人質に立てこもり、自殺した女生徒とクラスメイトの間に起きた様々な問題をあぶり出していく展開。いじめやネット事件などをエピソードとして扱っている。平均視聴率は、10.27%と悪くない。

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坂口健太郎主演の『イノセンス~冤罪弁護士~』は「冤罪」自体をテーマにしているが、冤罪解決にこだわる主人公の「謎解き」がメインで、冤罪に苦しむ人間像はあまり明確でな異様にも見える。平均視聴率は8.48%と若干低め。

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竹内結子主演「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」はSMAPを思わせるアイドルの会見、フィギュアスケートなど、今どきの注目事項をモチーフにしている。勢いに欠け、視聴率が伸びないことが話題にのぼりがちで、平均視聴率は7.29%。

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少数派ラブコメは振るわず…

今季はクライム系、あるいは社会派的なテーマを盛り込んでいるドラマが多い。少数派のラブコメ系は振るっていないように見える。
とはいえ、今クールの放送も、まだ折り返し手前。今後の変化にも、注目していきたい。

 

 

 

 

(本ページの情報は2019年5月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。)